今回はIIJ GIOインフラストラクチャーP2 Gen.2 フレキシブルサーバリソース(以下、FSR)に付帯して利用するプライベートルーティング(以下、PR)について紹介いたします。
PRはFSRのVPCルータとIIJプライベートバックボーンサービス(以下、PBB)の間を接続する仮想ルータを提供するサービスです。
PBBとの接続帯域幅は最大3Gbpsまでで契約幅を調整できます。
ただし、PBBを介した通信では通信先/通信経路の帯域がボトルネックになる場合があるため、通信経路の帯域幅に合わせて契約いただくことで、無駄なく通信をご利用いただけます。
PRの特徴としてPBB、FSRのVPCルータそれぞれとBGPによる経路広報を行っています。
PBBやVPCルータの持つ経路情報を動的に交換するため、新規接続やネットワーク切替をシームレスに実現できます。
PRは東日本、西日本の両サイトで提供しており、同一サイト内にある他サービス間をつなぐ機能があります。
例えば、FSRと同一サイト内のストレージリソースや、他のVPCルータ環境との接続が行えます。
帯域は接続サービスごとに異なりますが、PRとVPCルータを接続した場合、10Gbpsベストエフォートで接続できます。
また、同一サイト内であればお客様契約ラックとの構内接続も10Gbpsベストエフォートでの接続が可能です。
FSRのDRサイトへの切り替え発動時にルーティングを切り替える機能もPRが有します。
PRでの手動切替によって、通常時にPBBから東日本サイトのPRへと流れる通信を、西日本サイトのPRへと流すことができます。
詳細は「FSRにDR機能がリリース(後編)」をご覧ください。
PRは仮想ルータの数とPBB接続最大帯域幅による課金形態となっています。仮想ルータは1個まで、PBB接続最大帯域幅は500Mbpsまでは無償で提供されます。
例えば、1つのVPCルータに接続する仮想ルータが1個、PBBとの接続帯域幅が1Gbpsの場合、接続帯域は500Mbps分の課金となります。
PRについて紹介させていただきました。今後、新しいサービスが出た際には改めて紹介させていただきます。