IIJクラウドデータプラットフォームサービスを契約してみた

1.IIJクラウドデータプラットフォームサービスとは?

IIJクラウドデータプラットフォームサービスは、企業が持つすべてのデータを連携し、高度なデータ利活用を実現します。

IIJクラウドデータプラットフォームサービスには、以下のような特徴があります。

  • マルチクラウド環境に最適なデータプラットフォームを展開
    あらゆるシステム間連携を実行する「データ連携機能」を筆頭に、データの利活用を促進するクラウド型プラットフォームをご提供。企業内システムとパブリッククラウドが混在するマルチクラウド環境の「データのハブ」として、お客様のデータ利活用を推進します。
  • 機微データのクラウド活用が可能
    機微データをクラウド上へ持ち込むことに対するセキュリティリスクへの懸念や、セキュリティ観点から本番データのテスト利用が利用できず、テストデータの作成が困難であるなど、データの保護には課題があります。
    本サービスでは「データマスキング機能」を提供し、データを匿名加工することで安全に取り扱えます。
  • オンプレミスと閉域ネットワークでの接続が可能
    オンプレミス環境と本サービスはプライベート接続が可能。オンプレミス環境の出島のような構成を取れ、セキュアなデータ連携を実現します。

2.IIJクラウドデータプラットフォームサービスを申し込んでみる

IIJサービスオンラインより、本サービスをオンラインで契約できます。

※ 「IIJサービスオンライン」は、法人サービスご契約者様用のWebサイトです

  1. IIJサービスオンラインにログインします。
  2. 「契約と担当者の管理」>「サービスお申し込み・変更」をクリックします。
  3. 今回はオンラインから申し込むため「オンラインお申し込み・変更」をクリックします。
  4. 契約するカスタマーコードを選択します。
  5. 「新規お申し込み」内で「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」を選択し「次へ」をクリックします。

  6. 「ご契約リソースの選択」「JP-WEST(西日本: S12)」を選択します。
    ※ 2024年2月現在、本サービスは S12 でのみの提供となります。
  7. 契約約款に同意したら、「契約」をクリックし、完了です。


    契約後IIJサービスオンラインの「設定と管理」に遷移すると、サービスコードが表示されます。

3.クラウドデータハブの契約を行う

クラウドデータハブとは、IIJクラウドデータプラットフォームサービスの中核となる「データ連携機能」を提供するサービスです。
本サービスを契約することで、データ連携のフロー開発を行えます。

クラウドデータハブの契約は、IIJクラウドデータプラットフォームサービスのコントロールパネルから行います。

  1. IIJサービスオンラインから、先ほど契約したIIJクラウドデータプラットフォームサービスのサービスコードをクリックし、コントロールパネルに画面遷移します。
  2. 左側の「クラウドデータハブ」を選択し、画面遷移します。
  3. 「クラウドデータハブ追加」ボタンをクリックします。
  4. 以下を選択及び確認し「次へ」をクリックします。
    ・品目名
    ・エディション
    ・コンピューティングリソース
    ・月額費用
    ・ネットワークアドレス(/26*1)
    ・ASTERIA Warp バージョン(※)

    ※2024年2月現在、2306が最新バージョンです。

  5. 契約約款に同意したら、「契約」をクリックし完了です。
    ※クラウドデータハブのセットアップ完了まで数十分かかります。

以上で完了です。次回は、実際にクラウドデータハブにログインする為の設定についてご説明します。

執筆者
IIJ プロフェッショナルサービス第一本部 ITサービスインテグレーション4部 1課