IIJ GIOインフラストラクチャーP2 Gen.2(以降、Gen.2)フレキシブルサーバリソース(以降、FSR)は、VMware vSphereからエクスポートしたOVF(OVA)テンプレートをインポートし、仮想マシンを作成できます。
本記事では、OVF(OVA)テンプレートをインポートする手順をご紹介します。
OVF(OVA)テンプレートは、VMware vSphereの仮想マシンから生成したテンプレートをサポートしています。
テンプレートの作成(エクスポート)は、vSphere Clientから行います。
エクスポート方法はVMware vSphereのドキュメントをご確認ください。
OVF(OVA)テンプレートをインポートします。
インポートにかかる時間は、仮想マシンのディスク容量に比例します。
インポート完了までは、インターネットブラウザは閉じないでください。
仮想マシンに接続するプライベートネットワークを選択します。
ネットワーク選択の際、VDCネットワークに表示されるプライベートネットワークを選択します。
ステータスが100%になり、「成功しました」となったらインポートは完了です。
OVF(OVA)テンプレートのインポート完了後、インポートしたvAppが表示されます。
vAppは仮想マシンとは異なるオブジェクトであり、vAppに複数の仮想マシンを登録したり、vApp内でのみ通信可能なネットワーク(vAppネットワーク)作成などの機能があります。
今回はvAppについての紹介は割愛させていただき、「仮想マシンに変換」を行い、仮想マシンをvAppから登録解除した状態に変更します。
vAppを仮想マシンに変換するには、生成されているvAppネットワークを削除する必要があります。
Gen.2 FSRはクラウドサービスであるため、移行する仮想マシンのOSやソフトウェアによっては動作をサポートしていない場合があります。
また移行にあたり、ライセンスの新規購入や、ライセンス移行のための所定の手続きが必要になる場合もあります。
各製品のサポートや移行可否については、各製品の提供元へご確認ください。
また、Microsoft社製品、Red Hat社製品につきましては、ご利用の手引きも併せてご参照ください。