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この記事では、IIJ統合運用管理サービス(UOM)の機能の説明をしていきたいと思います。今回は「UOMはただの監視基盤ではない」をテーマに、UOMの「自動電話機能」の活用例・方法をいくつかご紹介します。
自社サービスに、万が一影響度大の障害が起こったとき、ユーザからの問い合わせで障害を知る……というのは避けたい対応の1つだと思います。もし問い合わせが来たとしても、事前に障害を把握して対応中である旨を回答したいところ。ですが、障害通知がメールなどであったりしても、すぐには気付けず、やはりユーザからの問い合わせを受けてメールを確認し、そこで初めて障害を把握してしまう……ということになりかねません。
UOMでは障害通知の方法として「自動電話機能」というものがあり、アラートをメールだけでなく、電話でも通知できます。またUOMの監視対象機器だけでなく、「メール取り込み機能」を使うことで、監視対象以外からのアラート情報も電話にて通知を受けられます。
具体的には、UOMに取り込んだ障害メールをトリガーにして、自動電話をUOMから担当へ通知できるというものです。
「アラートを電話通知で素早く把握したい」という方は多いかと思います。有人対応でやるとコストが非常に気掛かりですが、UOMの自動電話機能は9,800円/月~から始められるので、手軽にコストを抑えた運用を実現できます!
UOMの強みとして、「自社サービスの障害時、電話連絡によるスピーディな対応に活用」でご紹介した「メール取り込み」+「自動電話機能」はメールさえ取り込めたら、電話で通知ができるという点が挙げられます。ですので、システム関連の物事だけでなく、メール機能を有していれば様々なものと連携し、電話通知を受け取れます。
例えば、IoTセンサーと連携したケースをご紹介します。
IoTセンサーが川や水田の水位で異常を検知した場合、水位を下げる何かしらの対策を早急に打たなければいけないシーンがあるかと思います。それが「メールを見るまで気付けなかった……」では、自分だけでなく周囲にも危険が及ぶ可能性が出てきてしまいます。
そんな時、UOMの「メール取り込み」+「自動電話機能」で異常発生からスピーディに電話連絡を受けられます。異常事態を素早く把握できれば、早急に対策を立てられます。
また、UOMの自動電話では「内容によって架電宛先を変更する」・「カレンダー設定で夜間は電話をしない」などの設定のほか、オプションで電話の音声内容の変更もできるので、柔軟に通知方法をアレンジできます。
今回は自動電話機能の活用例をご紹介しました。「メール取り込み」+「自動電話機能」は様々な用途に応用できる機能ですので、「こんなこともできないか?」などありましたらぜひご相談ください。